空港から出た時からなんとなく懐かしい匂いを感じるのは、2度目のフィリピンだからなのか、ここがフィリピンだからなのか分かりません。

この新鮮さの無さが逆に不思議な初渡航を迎えています。

 

今まで話し合いに参加しながらも、実際の現地の様子は全て空想上で考えるしかありませんでした。

その悔しさや、もどかしさを乗り越えられる日が来たことがとても嬉しいです。

 

初めてパライに入った日は紹介してもらいながら挨拶周りをしました。その時1番感じたのは衝撃よりも、自分が実際に彼らの生活場所に足を踏みこんでいく感覚、面と向かって自分が話をしている感覚、その重さでした。

正直、少し後ずさりしたくなるようなこわさも感じていました。

 

ここに来て本当に思うことは百聞は一見にしきません。自分の経験も、知識も、予測もキレイに裏切られることもあります。

 

ただ、私はそれがわりと好きです。笑

目の前にある限られた状況の中で、自分が持っているものを全て使ってフル回転させて、出せるだけの考えを出して、その場で1番良い何かを作りだす。

 

これを渡航中の活動の基本として、忘れないように過ごしたいです。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。Salamat.