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3/25(Tue)

Today's member: 杉山綾

こんにちは。海外事業部の杉山綾です。現在ピナハボンという場所で活動しています。

 

渡航も終盤に差し掛かってきました。

ふと最近住民の人に「Farewell partyはいつ?」と聞かれた時それがもう今週の日曜日だとはっとして、なんだか寂しい気持ちになりました。

 

もうセブに滞在できるのも残り5日くらいです。メンバーと一緒にいられるのも、大好きなピナハボンに行くのもあと残り5日。

時の流れが早すぎて、帰りたくなくって

もう少しここにいれたら良いのに・・・と何度も何度も思いました。

日本ではいくら考えても想定できなかったことが起こったり、日本で考えていたことがあまり必要ではなくなってしまったり。日本にいたって日本にいてできることを全力でやるべきなのは分かっていてもやはりこっちに来て考えるのでは違うなと思ってしまいます。

 

さて、今回私は2回目の渡航でした。

1回目の渡航は何もかもが初めてで、分からないことがたくさんで、自分に足りないことがたくさん見えてきた渡航でした。

前回はピナハボンに入ることができたのも一週間弱くらいで、ピナハボンの人たちとそこまで話すことができず、さらっとピナハボンを見てきた程度だったのではないかと思っていたので住民の人たちとプロジェクトの話ができるか、そもそもきちんと話せるのか不安でいっぱいでした。

帰国してから春渡航に向けてプロジェクトをやってきたので渡航には行きたい気持ちはあっても、夏の渡航で気付けた克服しなきゃいけないところがまだだめで、何にも役に立てないのではないか、怖くて仕方がありませんでした。

 

そんな思いを抱えてピナハボンに入り今日まで活動してきましたが、そんな思いは消えてなくなってしまいました。

 

名札のおかげもあってかたくさんの人が名前を呼んでくれたり、笑顔で挨拶を返してくれたり、ビサヤ語を教えてくれたり、フィリピン料理を振る舞ってくれたり、プロジェクト成功に向けて努力してくれる人がいたり、自分の家族のことを嬉しそうに話してくれたり・・・

ピナハボンに行ってピナハボンの人たちに会うと、どれだけ疲れていても不思議と元気になれてしまっていました。

 

でもそうやって住民の人たちといろいろと話せるようになったって、私は大学生であり、ずっとFESTにいることができるわけでも、ピナハボンにずっと行くことができるわけでもありません。

 

ピナハボンの人たちがピナハボンの人たちだけでプロジェクトを立案したり進めていけるようにする状態を目指しているのであって、私が何人かの人と真剣にプロジェクトの話ができるようになったところでそれってどうなのかな。という疑問を持ち始めて、他にもたくさん疑問に思って、住民の人とどう関わったら良いのか訳が分からなくなってしまいました。

 

他のメンバーと話して、自分ともきちんと向き合って考えて、少しだけ答えが見えてきた気がします。

 

でもまだもやもやしているところがあるのは確かで、残りの渡航期間、帰国後にもじっくり考えようと思います。

FESTでのことを一番に考えられるような環境にいて、それを一緒に考えてくれるような人が近くにいて辛いこともあるけどそれ以上にわくわくすることがたくさんあります。

そんな気持ちでいられることに、支えてくれる周りの人に、感謝の気持ちを忘れずに残りの日々を大切に過ごしていこうと思います。

 

長々と書いてしまってすみません。残りのメンバーの日記もぜひぜひ楽しみにしていてください(^O^)!

 

 

 

海外事業部ピナハボン班

杉山綾

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