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Today's member : 中野康平(事業局長)

 

 

「人との関わり」 

 

 

夏休みはいかがですか?楽しめているでしょうか?

僕は今3度目の渡航にきています。

来る度にあたらしい発見があるこの場所をたいへん楽しんでいます。

 

今回は渡航日記なので、今日の活動を中心に、

渡航に来てあらためて気がつかされたことを書き綴っていきたいと思います。

 

 

今日は新しい支援先の候補であるSUBANGDAKUバランガイのPINAHAGBONGという地区を、バランガイからの紹介で訪問しました。

バランガイオフィサーの方々の協力もあって、

住民の方から、非常に有意義なお話をいただけた上、

様々な年齢層の子供たちとも交流をすることもできました。

 

 

僕には、フィリピンという普段と違う環境の中で

住民の方々とよりスムーズな交流をするために

重点を置くように意識している事があります。

それは、「子供と全力で遊ぶこと」です。

 

 

まず1つ目に、何かと手助けをしてくれる子供が多いからです。

よく来るお兄ちゃんが困っているから助けてあげよう。

そんな風に思ってくれるからなのかもしれません。

マボロでのプロジェクトでは、

つまずいたときに子供たちに助けられたことが何度もありました。

僕らの活動は現地の子供たちに支えられている部分も少なからずあります。

だからこそ、彼らが遊びたいときには、体力のかぎり彼らと遊んで、

気持ちだけでも彼らに返す事ができればと思っています。

 

 

2つ目は、大人との交流を持つためにも有意義になるためです。

やはり大人とすぐに信頼関係を難しいです。

しかしながら、自分の子供と積極的に交流している姿が目に留まれば、

少しでも興味を持ってもらうことができます。

それをきっかけに保護者の方とも話すことができるようになり、

大人との信頼関係を作るチャンスになると考えています。

 

 

ここまでは子供との接し方についての持論を話してきました。

これらは3回の渡航の中で自分が色々と考えたなかで出したもののうちの1つです。

このようにそれぞれが現地の人との接し方を試行錯誤し、

さらにFESTメンバーと長い時間を共有するという特別な環境に身を置く。

そしてそれぞれが人との関わり方を絶えず考え続けるのがワークキャンプです。

 

そのような状況の中で、メンバーは様々な考えを頭に巡らせながら、

渡航期間を過ごしています。

そんなメンバーの考えの一部が垣間見えるのがこの渡航日記です。

 

渡航日記はまだまだ続きます。

読者の方々にはそんなメンバーの苦悩を感じながら、

ニヤニヤしつつ読んでいただければいいなと思います(笑)

今後ともFESTとこの渡航日記をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

事業局長 中野康平

 

 

8月19日(Mon

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