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3/20(Thu)

Today's member:吉永 奈央

 

皆さん、こんにちは。FEST-HIROSHIMA 海外事業部 吉永です。

今回は吉永におつきあいいただきたいと思います。

 

吉永は今渡航が二回目のフィリピンになります。前回の渡航でもこのジャーナルを書かせていただきました。

今回のジャーナルでは前回渡航に比べて少し見方が変わったので、そこをお話ししたいと思います。

今回のお話は「慣れ」についてです。

 

前回渡航は初フィリピンでした。何もかもが新鮮でした。

むーんとする気温に、ジプニーやバイクを四人乗りする人達。交通量の多さと、日本にもないくらい大きなビル。

その下では物乞いや家のないストリートチルドレン、スラム街がありました。どれも衝撃的でした。1つ1つが私たちの住んでいる日本では見られない光景ばかりで、耐えられないものもありました。

しかし、私はその光景に「慣れ」てしまいました。今では車が絶えず通る道路を渡れたり、なまりの強いフィリピン英語に聞き慣れて聞き取れたり出来ます。食べ物もそこまで驚かなくなりました。ここまでは、進歩だと思っています。

しかし、貧富の大きな差、ストリートチルドレン、スラム街、ホームレスに「慣れ」てしまったことは悲しいと思ってます。見ることに、いることに「慣れ」てしまった私はふとした瞬間に、これを「当たり前」にしてはいけないと気づき自己嫌悪に陥ります。

その話をFEST⁻HIROSHIMA 海外事業部 戸澤調 と話し合ったところ、『その「当たり前」に疑いを持って、活動しているのが俺たちだろ』と言われました。全く持ってその通りだと思いました。あいつは熱い男です。

支援地の状態に「慣れ」る問題があることが「当たり前」このような状況を疑って、考えて、行動していくべきなのだと思いました。今のあなたはどうですか?目の前の状況を整理してみてください。

「慣れ」は怖いものです。目に見えるものをすりガラスのように見えにくくします。あなたの「当たり前」を疑ってみてください。・・・何か、偉そうなことを言っちゃったついでに吉永は前回渡航で病院に入院した経験がございます。(2泊3日)

今回の渡航ではそのかいあって(?)安全対策病気係に任命されました。

渡航は帰るまでが渡航です。帰国する皆さんも、帰国しない皆さんも、はたまた国内にずっといる皆さんも手ピカジェルしましょう。どうせ、帰国しても手ピカジェル残ってるでしょうから、日本でも使うことをおすすめします。

以上、中途半端でありましたがFEST-HIROSHIMAの吉永でした。

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