3/27(Thu)
Today's member: 木村茉莉
みなさんこんにちは、海外事業部1年の木村茉莉です。
最初は長いと思っていた1か月に渡る渡航も残すところあと4日。今思うとあっという間の27日間でした。
帰ったら季節が春になっているかと思うとすこしどきどきです。
さて、話は変わりますが今回は「変わること」について少しだけ書かせていただきたいと思います。
私は現在ピナハボンという支援地で水道プロジェクトを行うメンバーとして活動させていただいています。
先日水道パイプ建設代の支払いを終え、ピナハボンにいよいよ水が届けられることが現実的なってきました。私達は3月いっぱいで帰国するため、水道の完成は見届けられませんが次ピナハボンを訪問する際にはきっと水道が完成しているのだと思います。
水道が建つことによって確実に彼らの生活には何らかの変化が訪れます。それがどのようなものかはまだ全く想像ができません。
プロジェクト以外のことであれば、FESTメンバー同士の人間関係であったり、現地の協力者との関係であったり日々を過ごすなかで少しずつ何かが変わっていくことを特にフィリピンに来てからはそれを強く感じています。フィリピンにきてから私は変わる瞬間を見ることただ楽しい、面白いと感じています。
しかし一方で、時々変わっていくことを不安に感じることもあります。例えばピナハボンの人の生活を変えてしまうことが本当に良いことなのか、私たちが来ない方が良かったのではないかと思ってしまうこともあります。
変わることにはいつだって良いことも悪いこともあるのだと思います。でも変わること良かったか良かったのかなんて変わってみなければわからないのではないでしょうか。
この春の渡航はもう少しで終わってしまいますが、次の夏にこの春から変わったピナハボンを見れることを楽しみに、そして次の夏に今と変わったこの春の自分を笑って振り返れるように、残りの渡航期間も大切に過ごしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。